介護・福祉系職種は将来性大
介護、福祉の職種は前人未踏の高齢化社会に突入した日本では、社会的に不可欠な仕事です。一方、３Ｋ職場と揶揄されるように仕事内容は純然たる肉体労働並にキツいものです。そのワリに、待遇や給与面が良くないことでも知られ、人材が安定しないなど問題山積です。
とはいえ、介護、福祉の職種が人のためになる仕事であることに間違いなく、そのあたりを積極的に評価出来る人にとってはやりがいのある仕事です。
介護、福祉の職業は比較的新しい職種のため、今後環境整備が進むとことで、待遇の好転が期待できると推測されています。
高齢化社会の必須職種
介護福祉士
高齢化社会において、もっとも活躍が期待されているのが介護福祉士です。
主に一人で生活を送るのが困難な高齢者、障害者の食事、排泄、入浴の補助や、家族にも指導を行います。
ホームヘルパー
ホームヘルパーは、高齢者、障害者のお宅を訪問し、掃除や食事、洗濯など生活全般の補助を行います。
ホームヘルパーの仕事は力仕事も多く、男性のホームヘルパーの需要が高まっています。
ケアマネージャー
ケアマネージャーは家族に介護を必要とする人がいる場合、その家族から相談を受け、適正な施設や在宅サービスを紹介します。
介護事業者や市町村との調整も行います。
その他介護福祉の職種
臨床心理士
現代社会はストレス社会、心に悩みのない人は皆無です。それでも大抵の人はなんとかバランスを取って生きていますが、時には放置できない状態になってしまうことも・・・
臨床心理士はそのような心の病を患っている人を、専門的な心理学からカウンセリングを行います。
色々な悩みをしょった人は思いの外多いと言われ、臨床心理士は今後活躍の場が増えると予測されている将来性のある職業です。
児童指導員
児童指導員は自閉症や知能に遅れがある子供などの成長を補佐する仕事です。
日常生活におけるしつけや学習の指導を行い、サポートをします。
児童指導員に就くには小、中、高いずれかの教員免許を取得しているか、養成機関を卒業している事が条件となります。
手話通訳者
手話通訳者は耳の聞こえる人と聴覚障害者の通訳をするのが仕事です。
当然手話技術を習得していないと出来ない職種ですが聴覚障害者にとっては非常に頼れる存在です。
日本でも障害者に対する様々な施策が熱心に行われており、ボランティア比率の高い職種としても知られます。